住職より挨拶
延命山地福院の住職、藤生義祐(ふじうぎゆう)と申します。
檀信徒、また地域の皆様におかれましては、日頃よりご協力賜りまして、誠に感謝いたしております。
当院は、延命地蔵菩薩を本尊に、足利市鹿島町 渡良瀬河畔 太田市の境に位置しております。
江戸時代より、二十三夜尊をお祭りし、毎月23日に当院において、「お祭り」を行っておりました。その際には、参道に多くの露店などが出て、とても賑わっていたと言われています。
また、当院は高野山真言宗となり、「生かせいのち」をモットーに活動しております。
弘法大師空海の御教えによりますと、「天寿を全うしたかどうか」は、「寿命の長さではなく、皆様が幸せでありますようにと、人を幸せにできますようにと願いを持って生きた人」ということになります。
「生かせいのち」は、「願いをもとに我がいのちを生かそう」という意味です。
両親より授かった大切な「いのち」。 この大切ないのちをどう活かすか?
我々がいのちある限り、これは永遠の課題であると思います。争いのない平和な世の中を築いていきたいものです。
今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。
合掌