境内の案内

地福院入口の山門前にある、「六地蔵」。

「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天」の六道を守る、6体の地蔵菩薩。

境内に入る前に、是非とも一度、手を合わせて下さい。

宝篋院塔

山門をくぐり、左手にある、「宝篋院塔」。

手を合わせて拝むことで、「滅罪生善」の功徳が得られる有りがたい塔です。

人は、生きているだけで様々な「罪」を犯しております。その「罪」を懺悔することで、新たな功徳となって、生きとし生けるものに供養することができます。

二十三夜堂

宝篋院塔の隣にある、「二十三夜堂」。

本尊として、勢至菩薩が安置されております。

十五夜を代表とするように、お月さまを拝む「講」をする場所として、使われていたお堂です。

昭和の初期の頃には、地福院でも「二十三夜祭」として、地域のお祭りとして賑わっていたようです。

現在は、11月23日に総代・世話人さん、檀家の皆様をお呼びして、法要を行っております。

水子地蔵

水子を供養する菩薩、「水子菩薩」。

「水子菩薩」は、子ども達を守ってくれる優しい菩薩になります。

亡くなってしまった、尊い子ども達の御霊を、いつも見守ってくれております。

本堂にて、水子供養も承っていますので、ご希望の方は、当院までご連絡下さい。

ぽっくり地蔵

念仏地蔵、通称、「北向き地蔵」、また「ぽっくり地蔵」と知られています。

このお地蔵様に手を合わせると、家族、人様の手をわずらわせず、苦しむことなく浄土の世界に旅立てると言われています。

この世で頂いた命を大切にし、無病息災(仏様のお力により様々な厄災から守られ、病気にならないこと)で幸せな人生を送れますようにと願いを込め、心静かに手を合わせて下さい。

子育て地蔵

境内に安置している、かわいらし「子育て地蔵」。

お地蔵様は、子ども達の味方。

子ども達の成長をいつも見守ってくれています。

子ども達が、健康で、すくすくと育つことができますよう、心を込めて手を合わせて下さい。

三界萬塔

「三界」:仏教でいうところの、欲界・色界・無意識界。または、過去・現在・未来の3つ指すこともあります。

この「三界」を供養する塔。お墓のように「五輪(地・水・火・風・空)」の形となっています。

側面には、本堂再建の際の寄付者のご芳名が刻まれています。

たらちね大銀杏

この大銀杏に触れ、ちょうど枝の根元から少し下に出ている部分を拝むと、お乳の出が良くなると言われています。

『たらちね』とは、『母』につける枕詞であります。その少し垂れている部分が、まるで母の乳のようであるので、このように親しんで呼ばれてきたのかと思われます。

妊娠中の方や、出産されてお乳の出があまり良くない方は、どうぞ心静かに『たらちねさん』にお願いしてみて下さい。

地福院 墓地

本堂の裏側が地福院の「墓地」となっております。

各ご家庭のご先祖の御霊をお守りしております。